リー・エンフィールド No.4 ライフル
Lee-Enfield No.4 Rifle
ボルト操作は実銃同様、起こし角とストロークが少ない設計です(三八式・ナガンと当社比較)。 | 給弾は、まずマガジン・リリースレバーを押し上げ、ダミー弾倉を外すと、 | BBマガジンが見えます。歯車を回しきって給弾口を開け、 |
BB弾を入れ、ダミー弾倉を装着すると発射できます。残弾はありません。 | ホップ調整穴。付属のレンチで右に回してホップ強、左で弱。出荷時、マルイ0.25g弾で調整済みです。 | マズル部。フロントサイト・着剣ラグ・プレス金具など、実銃を忠実に再現しました。 |
起倒式のリアサイト。ピープが大きすぎるくらいなのは、狙いやすさを優先する軍用銃の特徴です。 | リアサイトを起こすと遠射用の小さなピープになります。 | クリックを最大限にエレベートすれば1300mまで狙えます。実銃の話ですが・・・ |
セフティはクリック作動しますが、ダミーです。ストックは大英帝国陸軍伝統のブナ材オイル仕上げです。 | 蓋をあけるとオイル缶・掃除キット入れになるバットプレートは真ちゅう製です。 | 蓋を閉めると隙間無くピタリとおさまるこの構造を再現するのに大変な苦労をしました。 |
角度をつけて固定されたスリングスイベルは、銃床部のも含めてこの銃の特徴です。 | スリングは付属しています。実物により近く再現しました。 | |
1888年に大英帝国陸軍に採用されたリー・メトフォード・ライフルは、米国人ジェームズ・P・リーのデザインによるもので、黒色火薬使用の303口径、8連発、メトフォード・ライフリング(波形溝)でした。後に無煙火薬の303ブリティッシュ弾、10連発、谷の深いエンフィールド・ライフリングになり、SMLE(ショート・マガジン・リー・エンフィールド)、あるいはリー・エンフィールド・ライフルと呼ばれるようになります。当時のモーゼルやマンリカーと比べ、ボルトハンドルの起こし角が少なく、ボルトストロークも20パーセント短く、しかも10連発で、他のボルト式銃を圧倒する速射・連射性能のため、第1次・第2次の両大戦をこれ1本で戦い抜くことができたと言えるでしょう。KTWがモデル化したのはSMLEのうちで最も普及した、1931年採用のリー・エンフィールドNo.4ライフルです。 |
||||||||||||||||
|